平和安全方制が未明に可決された。
なんとなく不安である。それは、憲法の解釈を捻じ曲げているように見えるし、さらに、自分がよくわかっていないからだと思う。そのために、なんとなく反対としたくなる。
ただし、視座を高くし視野を広げてみると、日本という国のまわりの危険の度合いが高まっているのが明白だ。近隣の地域では世界有数の人口を有し影響力を持って独自色を出しつつある存在がある。さらに、その地域の向こう側では、暴力的で偏向的な思想の人口がアメーバのように増殖中だ。その脅威がいつ日本という国に迫ってくるか、分からない。日本が平和かといえば、本当にそうなのだろうか。未来のことは誰も分からないのである。
それならば、今が平和だからといって、なにもしない体制を維持することが平和であり正しいとは限らない。
話は飛ぶが、ポストモダン的な視点で歴史を見ると、世界は強者の視点で描かれている。