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痛みを緩和させる方法

海外居住の経験がある友人が幾人かいる。何人かは帰国しているが、何人かは永住している。彼らのほとんどは、日本の携帯電話を解約して渡航する。1年のワーキングホリデーヴィザであっても、解約していた。

日本国内にいて、一度取得した携帯電話を解約すること、つまり、電話番号がいったんリセットすることを、短期間に実行するひとは少ない。なぜなら、友人から連絡をもらえなくなるから。新しく契約しても、電話番号は変わっている。
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さて、友人のひとりは、海外に住まいがあり、来年で3年目。彼は、日本の携帯電話を持ち続けている。根拠は3つ。ひとつめ。長年使っているので、割引などの得点が蓄積されていること。ふたつめ。友達から電話をもらえなくなること。みっつめ。世界で使える携帯電話であること(端末自体、というだけでなく、キャリアも世界でのローミングを可能にしている)。

私は、こうアドバイスした。「無くなると困っちゃうと思いがちだけど、なくても案外なんとかなるもんだよ」。そう話したのは、やはり、年間に数千円の費用がかかってる訳で、もったいないじゃん、と思ったから。さらに、世界で使えたとしても、ローミングは着信側にも高額の受信料がかかるので、滅多に使わないはず。

しかし、やはり、彼は「それはわかっているのだが…」と躊躇。そうだよね。私も「なくなったときの不安」はわかるのだ。そこで、第2案を提案。2年前の料金コースのはずなので、月額料金が最小になるようにするのがいい。料金コースが変わっていたのをしらなかったようなので、たぶん、年間の金額が半分になるはず。

ここから内省の開始。

私が第2案を出したのは、彼の気持ちを察したから。いわば、優しさである。でも、今、それが正しかったのだろうか、と、反省。なぜなら、合理的に考えれば、最初の提案(解約すること)のほうが正しい。ほとんど使っていないものにお金を払うのはもったいないし、且つ、今持っている不安は、ことが済んでしまえば、その状態に適応すべく解消されていくのを知っているから。

それを知っているのに、私は、第2案を出した。それは、痛みを和らげた、という意味で表面上は優しさに見えるが、彼のこれからの時間軸を考えたとき、痛みを先延ばしさせたにすぎない、とも言える。今、やってしまえば済むことだから。

もちろん、私自身が自分に認め、良いところと思っている受容の態度が作用した、というのはわかっている。しかし、あまりに寛容で受容的であることは、相手にとって、先延ばしにした痛みに対する不安を持ち続けることにつながる。もしくは、いずれ、痛みに直面し、その痛みが今以上に大きくなる蓋然性もある。

心得ておかないと、大切な人が超えるべき克服の機会を、回避させてしまう。

私は生まれついての受容の人。年を経るごとにそういう自分を好きになっている。そして、たいていの場合、よい事態を生み出すと思っている。そして、たいていのことに対して、なんらかの意味があるのだから、と受け入れていける。とはいえ、相手が軸になるものごとにおいて、受容の態度の度が過ぎると、回り回って相手の痛みを超越する機会を奪う非情な人間になってしまう。大切な相手ほど、ときには、自分の評価が下がることを覚悟で、断固伝えるべきなんだな。

…と、私に対してそうしてくれる友人を思い出して、反省してみた。
AtsuSacaqui * 内省-introspecção- * 00:00 * comments(0) * trackbacks(0)
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