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いわゆるマンガ的な絵を描くひと…東郷青児

1897年に生まれ、1978年まで画風の変化にチャレンジしたひと、東郷青児さん。知らなかった。当然、美術館が損保ビルにあることも知らなかった。彼は晩年、西アフリカに関心があって、当地のひとたちと生活をともにしたりしている。そのときに出会った人のスケッチを見ると、とてもマンガ的。

ヴァンスの女
http://www.sompo-japan.co.jp/museum/togo/t_045.html
ダ・クルズのジャネット
http://www.sompo-japan.co.jp/museum/togo/t_047.html

どの画風が彼の真骨頂なのかわからないが、とにかく画風が多彩。
で、晩年も若い頃も描いていたのが、この画風。



かなり今風である…が、この作品は1959年に描かれたもの。しかし、油絵でどうやって描いてるんだろ、このグラデーション。

ところで、損保美術館には、ゴッホの『ひまわり』がある…というのを、今日初めて知った。常設展示室に入って『ひまわり』があるのを見て、超びっくり。まさか、ここにあるとは…。常識知らずが功を奏して、サプライズになってうれしかった。
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AtsuSacaqui * 創作-criação- * 21:54 * comments(0) * trackbacks(0)
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佐伯祐三というひと

佐伯祐三のパリ (とんぼの本)
佐伯祐三のパリ (とんぼの本)
朝日 晃,野辺山 暁治

佐伯祐三.30歳で無くなった日本の画家.画風の変遷はかなり大きい.でも,徐々に力が抜けて,独自の画風を作っていっている.気に入った.

2008-10-11 大阪2008-10-11 大阪 posted by (C)AtsuSacaqui

没後80年ってことで,企画展が多い.
ワタシは天王寺美術館で見てきた.作品数が多い.
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AtsuSacaqui * 創作-criação- * 00:10 * - * trackbacks(0)
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「東京コレクション」がある意味(この地位は守るべき)

プレタポルテ(高級既製服)コレクション(ファッションショー)の中心は、世界五大コレクションだ.パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、東京、年2回(春夏、秋冬)、この順番に各地で開催される.

東京コレクションの日程はもちろんすでに決まっていて、3月にスタートする.ワタシも一度だけ行ったことがある.もともとデザイナー志望だったこともあり(1998年にiMacを購入したのもデザインをやりたかったから)、20代のころはファッションの色彩や形状を自前で勉強したりした.そんなとき、チケットが手に入れて見に行ったのだ.ブランド名は失念したが(^^;、会場内で見ると、意外に素朴だったのを憶えている.

東京コレクション1985年に発足していてる.「世界五大」というポジションを得るまでには、当時のデザイナーや服飾関係者たちのなみなみならぬ努力があったのだろうと思う.

ところで、簡単に世界五大と言っているが、これはとんでもなくすごいことだ.東京以外の都市があるのはすべて欧米諸国.しかも、パリやミラノ、ロンドン、ニューヨークともにセレブが行き交うところだったり、彼らご用達のブランドの本拠地だったりする.

その都市のコレクションと対等に、アジアそして東洋の国にある都市、東京がポジションを確保している.このことを、日本という国(政治家、教育関係、経済人)は、どのくらい重要視しているのだろう.
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『蒲公英の姉』

文化庁メディア芸術祭
文化庁メディア芸術祭 posted by (C)AtsuSacaqui

時間の工面ができたので,国立新美術館まで第11回文化庁メディア芸術祭の作品を観覧に行った.

第11回文化庁メディア芸術祭

日本人はテクノロジーを使った遊びがとても上手だ.あらためてそう思った.無意味なことをしているようだけど,しかし,それは遊び心となって,日常にあったかさをくれる.工業デザインやウェブサイトなどにも必要な要素だと思った.

今回気に入ったのは,よっつあった.
まんがとCG作品と映画.
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なんでこんなふうに描けるのだ…

描き出しの位置がバラバラなのに,バランスいいなぁ…出だしの"あの"モチーフから,全く違う絵が出来上がります(^^;



違うバージョンもあります.
http://jp.youtube.com/watch?v=43juDmS__Tc
こっちは,さらに,出だしのモチーフが露骨(^^;
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老人と太陽

ムンク展
ムンク展 posted by (C)AtsuSacaqui

ムンクさんは,1863年から1944年に存在していたノルウェー出身の画家さん.生に対する個人に潜む苦悩を描いた「叫び」や,また,その同じ橋で集団の狂気を表現した「不安」,また,生と死を生み出す女性を表現した「マドンナ」など,独特の描写が有名.


Edvard Munch, Krzyk(叫び), 1893


Edvard Munch, Madonna(マドンナ), 1893-94, oil on canvas.

これらの作品はあまりに有名で,いわば代表作のように思っていたし,だから,重苦しい画風が彼の真骨頂だと思っていた.しかし,これらの作品は30代に描かれたもの.その輪郭をとらない印象派的な描画法すでに若い頃に確立していたようで,年齢を重ねてもそのままだった.しかし,その色使いと雰囲気は,晩年に近づくほど明るい雰囲気になっていっている.
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写真が生み出す,深み.

写真という作品には関心を持てない.おもしろい構図,おもしろい被写体,など,デザインとして楽しいものはあるが,しかし,そこに深みを捉えられない.なんというか,物語が分からないから,惹かれない.

今日,久しぶりに物語る写真を見つけた.


rights reserved by Joe Baren



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2羽の鶴が舞う絵

20070924東京オペラシティ20070924東京オペラシティ posted by (C)AtsuSacaqui

RioDeJaneiroのアーティストElnestoNetoの作品があるので,東京オペラシティの企画展MELTING POINTを観覧に行った.空間に関するアートということで,感動を呼ぶような作品ではない.解釈しないとしっくりしないし,なんというか,芸術というよりも「変わったもの」という印象.ワタシにはちと難しい.

さて,オペラシティにはその他に収蔵品のギャラリーがある.そこで,ひと際ワタシの心に響いた絵を見つけた.牧野環さんの『共に舞う』だ.
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AtsuSacaqui * 創作-criação- * 22:23 * comments(0) * trackbacks(0)
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ゲームとはいえアーティスティクな大神

大神はクローバースタジオという制作会社が送り出したプレーステーション2のためのゲーム.
このオープニングや宣伝用スポットがすばらしい.文化庁メディア芸術祭2006年度のエンターテイメント部門の大賞にも選ばれている.

文化庁メディア芸術祭のサイトで紹介されている宣伝用スポット





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AtsuSacaqui * 創作-criação- * 18:30 * comments(0) * trackbacks(0)
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芸術の歴史と現代の画家の在り方

西洋絵画名作101選 [全1巻]
西洋絵画名作101選 [全1巻]
千足 伸行

絵を描き始めてから、改めて、絵画をよく観察するようになった.「上手」とひとくくりにまとめていたり、「変わってる」と思っていた作品に、時代の変遷が影響していると知ったのは、美術史を知ってからだ.

アートテクニック大百科―素描・遠近法・水彩・パステル・油絵・アクリル・ミクストメディア
アートテクニック大百科―素描・遠近法・水彩・パステル・油絵・アクリル・ミクストメディア
レイ スミス, ジェームズ ホートン, マイカル ライト, Ray Smith, James Horton, Michael Wright, 夏川 道子, 和気 佐保子, 石関 一夫, 佐伯 雄一

ただ単にテクニックだけに焦点を絞り、「上手」と言うのが、いままでの観察眼.しかし、テクニック自体はいつの時代も皆最高のものを持っている.それ以外の何かが変わっていっている.
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* 創作-criação- * 08:47 * comments(0) * trackbacks(0)
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