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http://atsu23.jugem.jp/?eid=

修士論文の執筆関連をまとめました.

 本ブログの記事の検索キーワードに「修士論文 テーマ」が多くなってきたので、修士論文の執筆関連をカテゴリでまとめました.参考になれば幸いです.

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AtsuSacaqui * 論文-tese- * 16:59 * comments(0) * trackbacks(0)
http://atsu23.jugem.jp/?eid=723

[MBA]修士論文の制作過程のまとめ ―経験を中心に―

自分の経験をもとに、執筆過程をまとめて公開します.資料の冒頭にあるとおり、以下、ご理解よろしく.

論文指南については立派な文献が世の中にあるので割愛した。本資料では、筆者の体験・事実・主観を中心に記した。また、TIPS となるような箇所には下線を入れた。なお、学術的発言には、筆者の持論が含まれている可能性がある。
当資料のリミテーションは以下のとおりである。規制や要求水準は、取得学位、提出先や時期・時代により異なる。読者は各々の状況に合わせて読み替えて活用を願いたい.
1. ウェールズ大学経営大学院MBA(日本語)プログラムにおいて課された修士論文の執筆に関するものである。
2. 取り組み期間は2010 年4 月から2011 年4 月までである.

本資料のリミテーションには、私の母校を強調しているが、それは、作法や採点のポイントについてであって、研究の手順やオリジナリティの基準などは、どの国のどの大学院でもおなじである。

当方、社会人学生ということで、時間のやりくりが大変だった.同じ境遇で修了を目指す方に、少しでも参考になれば幸いである.

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AtsuSacaqui * 論文-tese- * 15:53 * comments(1) * trackbacks(0)
http://atsu23.jugem.jp/?eid=722

[MBA]分析の適合度指標や妥当性・信頼性の指標を整理してみた

評価:
ナレシュ・K. マルホトラ,日本マーケティングリサーチ協会,JMRA=
同友館
¥ 9,450
(2006-11)

 尺度の評価(Malhotra、2004、日本マーケティング・リサーチ協会、2006)は、信頼性・妥当性・一般化可能性の観点で行う。

尺度の評価
尺度の評価 posted by (C)AtsuSacaqui 

  Anderson and Gerbing1988)のTwo-Step Approachを踏まえて、構成概念妥当性を検証することを目的に以下、説明する。
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AtsuSacaqui * 論文-tese- * 14:22 * comments(1) * trackbacks(0)
http://atsu23.jugem.jp/?eid=700

[MBA]研究テーマは経験価値の影響力

 今時点で『the social network』はGolden Globe Awards4冠.オスカーもいくつか獲ると思われる.ビジネスが生まれ、成功の一歩を踏み出すところまでのお話…ローカルな話である.しかし、David Fincherのdirectingでドラマティックに演出されている.

"the social network"


私自身がコンピュータエンジニアだったりentrepreneurshipに関心が高いことも影響していると思うが、食い入るように観た.英語版は3回ほど見直してしまった.

 主人公の企業家はいわゆるgeekである.彼がつくりだしたシステムは、実在する巨大なネットワークであり、ビジネスとして成功しようとしている.映画の中では、主人公は、自分の目的を優先させてアクションを起こすひととして表現されている.彼の動機はとても個人的なもの.行動経済学で実証されたように、ひとは一見、合理的ではない部分を持っていたりするもの.後悔しようがなにしようが、それを動機として行動を起こすのである.

さて、動機に駆られて主人公のgeekが作り上げたシステムはシンプルなコンセプトでスタートしている.ともだちが何しているのかわかる仕組みがほしいな、と.しかし、すでにそのようなサイトは存在していた.MySpace、FriendSter等.なぜ、彼のシステムが魅力を帯びたのか.

そのひとつが主人公が作り上げたシステムをとりまく消費経験である.消費とは、一般的には購買することや、消耗することとして利用する.消費者行動論では、購買や消耗だけでなく、商品やサービスがかかわるすべての経験を言う.実際に使っていなくても、思いだしたりすることで消費しているのである.

この映画でフォーカスされているシステムは、ユーザの消費経験に長く影響力を持っている.「ともだちはいまどうしているんだろう」「自分がいましていることを知ってほしい」.その感情や思考が、そのシステムを使っているときだけでなく、使っていない時も心と頭をつかんでいる.消費は金額ではなく、時間に作用されているのである.

製品としての優秀さ、よりも、ユーザ自身の時間に対するかかわり方が、価値を高めたのである.これこそが、顧客価値である.価値は、製品にあるのではなく、使用されながら蓄積されていく記憶や期待が作りだす文脈に依存する.

無料だから、便利だから、必要だから、使われる.
それはもっともわかりやすい理由.
さらにロイヤルティを高めるものは、楽しい、その感情そのもの.
感情は消費経験を通じてその対象に愛情を創り出す.

消費経験から生まれる顧客価値のうち、特定の製品やサービスに関係する経験価値が私の研究テーマである.顧客価値自体は消費経験から生まれる.しかし、それは個人的で標本から抜き出せる全般的なものではない.だから、分析的にアプローチするために状況を特定の製品やサービスに固定して測定する.そういう経験価値に着目する.

これから調査開始である.





蛇足ですが…ショーン・パーカーを演じているJustin Timberlakeはお茶目でしかも歌もうまい.Beyonceとデュエットしてもまったく引けを取らない.

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AtsuSacaqui * 論文-tese- * 07:52 * comments(0) * trackbacks(0)
http://atsu23.jugem.jp/?eid=699

論文作成における埋没費用…それは先行論文のレビュー

 8月からの第3ユニットに入ってから、論文にまったくといっていいくらい手を付けていない.当校では論文計画書を4月に提出し、まず、それを許諾してもらう必要がある.許諾されるまで、論文の本体が開始できず、計画書を何度でも提出する.

4月に提出した論文計画書は、その2週間後、却下され再提出となった.それから再提出し、再度却下され、再々提出となってから…手が着いていない.第2ユニット、第3ユニットともに3科目ずつとっていて、課題満載と猛暑(これは言い訳(^_^;)でかなり動機が下がった.

ということで、今日までまったく行動無し.

そうはいいつつ、ひとつだけずっと考えていることがある.カネと時間というリソースに乏しい私は、当初の計画では、リサーチの対象を自社とし、定性的な調査で論文を作成しようとしていた.しかし、定量的な調査のほうが、論文への転嫁がしやすいということは、先生からも卒業生からも聞いている.それは重要な試金石だ.

論文に対して、現職への効果など、副次的な作用も期待していたのだが、そうも言っていられない.卒業のためには、論文を通さなければならない.ということで、方針を変えて、定量的な内容にすべき、と考え始めていた.

とはいえ、ではどういうテーマにすればよいのか.

そこで、そもそも現在の研究領域(イノベーション)自体を変更することも考えてよいのではないかと思ったりもする.しかし、もたげるのは、これまでの努力である.4月、5月の第1ユニットは講義がなかったので、みっちりと先行研究をレビューしたのだ.かなり読みあさった.

査読された論文しか受け付けないという制限があったりして、努力は実っていない.とはいえ、見識はこの領域で広がっている.それをあっさり捨てられるのか.しかも、別の領域に踏み込むとすれば、あらたに学び直さなければならない.

このサンクコスト(埋没費用)を捨てるだけの見通しをどうやって建てれば良いか.今日、やっと腰が上がったところである.論文エンジンを起動するにはちょうどよい.そろそろ考えないと.
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AtsuSacaqui * 論文-tese- * 00:00 * comments(0) * trackbacks(0)
http://atsu23.jugem.jp/?eid=690

社会科学の研究の方法論の整理(独自解釈が混じってます)

 研究計画書の提出まで1週間.おおづめである.外枠から腑に落とさないと先に進めない、かなり無駄の多い手順を踏みつつ、前進中.今日はまたもや概念の整理から入った.

社会科学の研究の方法論の整理.元ネタは田村先生の『リサーチ・デザイン』.この整理のおかげでさらに、つっつくべき点がわかってきた.凝縮した1週間になりそうだ.
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AtsuSacaqui * 論文-tese- * 23:43 * comments(0) * trackbacks(0)
http://atsu23.jugem.jp/?eid=678

研究計画書の第一弾ができたので、プロセスを整理してみた.

評価:
ヘンリー・ブレイディ,デヴィッド・コリアー
勁草書房
¥ 4,935
(2008-08-27)

第1期
2009年8月-2010年3月
「論文を書く」という視点で、作法ややるべきことを整理

第2期
2010年4月
リサーチクエスチョンのキーワード探し

第3期
2010年4月末-5月初
そもそも「研究」って何?の答えを整理

第4期
2010年5月初-5月中旬
キーワードに関連する論文を読み、そこで見つけたあらたなキーワードをもとに別の論文を読む.ともかく読む.
第5期
2010年5月中旬
研究計画書の第一弾の第一稿、完成
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AtsuSacaqui * 論文-tese- * 08:49 * comments(0) * trackbacks(0)
http://atsu23.jugem.jp/?eid=670

目の前に見えていることの中に、問題意識を見つけるべきだろうな。

評価:
藤本 隆宏,新宅 純二郎,粕谷 誠,高橋 伸夫,阿部 誠
有斐閣
¥ 2,100
(2005-09)

 まず、研究とは何か、研究論文とは何か。

  1. 研究とは、まだ明らかにされていないことを明らかにすること
  2. そのうち、論文として認められるのは「学術的意義」がある領域に限られる
    ※MBAの場合は、学術的である面だけでなく実利的な面も多く要求されていると思う。
  3. それゆえに、まず問題意識(=研究テーマ)に対して先行研究をレビューし、"学術的意義のある"リサーチクエスチョン(明らかにしたいこと)を見つけなければならない。
  4. リサーチクエスチョンが見つかったら、それに対する仮説を"創造"する。論文で唯一オリジナリティ(独創性)を主張できるのは、仮説である。
  5. 仮説を持たない研究も存在する。それゆえに、リサーチクエスチョンにも、問題意識に対するユニークで柔軟な着眼・着想が求められる。
  6. リサーチクエスチョンの答えを導く(検証する)ために、独立変数と従属変数を見つける(仮説と連動)
  7. そして、仮説を社会科学におけるアプローチを使って検証し、根拠を以って論理的に説明し、立証する。

以上を踏まえながら、論文読んだり、これまで考えてきた研究テーマについて、アウトライン(背景、先行研究、リサーチクエスチョン、仮説など)を書き出すうちに気付いたこと。

★ ★ ★

いま、起こっている現象もしくは存在しているあり方に対して、なぜ、そうなっているのか、検証する、という論文が圧倒的に多い(流通関連だけど)。問題解決型の論文は少ない。

「こうあるべきではないか」と投げかけることはあるが、内容は「本来そうなるべきなのに、そうなってない、なぜ?」と、やはり原因究明型。「なぜ、そうなってしまっているのか」ということを探求するほうが、修士論文の形式としては、通り易いのではないか、と思えた。そのほうが、計画書としても説得力がある(事例があるなら答えの源泉がある、ということだから)。
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AtsuSacaqui * 論文-tese- * 20:00 * comments(0) * trackbacks(0)
http://atsu23.jugem.jp/?eid=668

社会科学の方法論

評価:
河野 勝
勁草書房
¥ 3,150
(2007-10-16)

 論文の実証方法について迷いがあったので、実証方法について調べた。いきついたのは、社会科学の研究アプローチの仕方。twitterでつぶやきつづけたところをまとめてみた。

『第二章 人文学及び社会科学の学問的特性』
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/toushin/attach/1246381.htm

ほぼ引用なので、以下、かぎかっこ抜きです。解釈にかっこつけておきます。

概略
社会科学が研究対象としているのは社会現象。その構成主体は人間。社会科学では、構成主体の行動の相互作用に関する因果関係のみならず、行動の背後にある「意図」の形成に関する因果関係の解明が必要である。
社会科学の研究対象である社会現象を類型化すると、「社会構造」「社会変動」「社会規範」。社会構造は、関係性。たとえば、売手と買手の関係性は「市場」にある。その関係性のパターンの変動が社会変動。行動の背後にある価値が社会規範。
社会科学は、自然科学のように「証拠」に基づき「事実」を明らかにするとともに、「論拠」を示すことにより「意味付け」を行うことをも目指す。その方法論は対話的な方法と実証的な方法の大きく二つの類型に分けることができる。

方法論
対話的な方法とは、言葉による意味付けや解釈という研究者の見識や価値判断を前提とした研究方法」である。伝統的な学問観(定性的に記述する学問、解釈を通じた意味づけの学問、研究対象に再現可能性がない)に沿った方法である。

実証的な方法とは、「事実」への接近の努力」を目指したものであり、意味解釈法、数理演繹法、統計帰納法、という研究方法に関する三つの類型が存在する。

意味解釈法とは、現実」を把握するに際し、個別の事例を採りあげ、その意味解釈により、個別の事例にひそむ物事の本質をとりだす研究方法。特定企業のケーススタディのためにフィールドワークを実施することがあてはまる。

数理演繹法とは数学的論理を用いることにより、特定の時間・空間を超えて成り立つ普遍的な「現実」を認識しようとする方法。
「研究対象となる集団や組織・社会の構造や機能に関する操作的なモデルを作成し、それをコンピュータ上のプログラムで動かし、その挙動を観察して解を導き出したり、特徴を知ろうとする思考実験としてのシミュレーションの手法も一部で採られている」

統計帰納法とは、データを収集し、分析することにより、社会の具体的な状態や経験則を取り出す「現実」認識の方法。(過去から現在におけるデータの中から法則を見つける、ということかな。数理演繹法のモデルを作成するためには統計帰納法も必要か)

成果
社会科学の成果は、分析の結果とそれを踏まえた全体的な理解が複合したものであり、「唯一の真理」ではなく、「選択肢の一つ」として社会に提示されている「実践的な契機」となりうるものである。

評価
第一は、学問の特性に起因する多元的な評価軸の確保の必要性、第二に、いわゆる学術誌の査読の限界の認識の必要性、第三は、定性的な評価の重要性。
(評価側の課題ではあるが、研究者はそれを踏まえて行動すべきという提言と受け止めた)


しかし、新しい社会科学の姿が必要と提言するものがある。
『新しい人文・社会科学研究の拠点』
http://www.iic.tuis.ac.jp/edoc/journal/ron/r4-1-3/r4-1-3a.html

従来の人文・社会科学における分析は、既存パラダイムのもとで問題を隔離し、そのメカニズムがいかなるものかを明らかにしようとする構造分析的性格をもち、問題が時間的孤立し、かつ急激に変化しない場合には優れた手法であった。

しかし…現代社会は「問題把握と対処そのものが実時間で提起されなければ事態はますます動いていく。問題の動きが急速であるため」、因果関係の構造分析をしている時間的余裕がない。従来の方法論では追いつけない。

そこで…曰く学問が目指す社会的な接点をより重視し、社会の成員が理解でき納得する「論理」と「ストーリー(脈絡)」を併せもったリアルタイム・データ主義に立った新しい「人間の学問」が必要である。(明確な「枠」を持たない時代に合わせたポスト構造主義的な提言)

(liveである必要はないんじゃないか…と思いつつ、しかし、「変化が速い」「漸進的進歩」など、たしかに、定点の「社会構造」「社会規範」をがっつり捕まえようとする研究はすぐに陳腐化するかもしれん。研究も漸進的な成果でいいのだ
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AtsuSacaqui * 論文-tese- * 18:18 * comments(0) * trackbacks(0)
http://atsu23.jugem.jp/?eid=666

修士論文のテーマ探し…つづき2.国内事例の多少を基準にする

事例が海外にしか存在しかないテーマでは、調査が困難になる.国内における成功事例が少ないテーマは修士論文のテーマとしては難易度が高い. 

最初のドラフトは、そもそもテーマ設定と言うところで、先生から指摘が入った。研究テーマとして進めている「オープンイノベーション」は、事例が少なく修論テーマとして進めていくのは非常に難しいとのこと。米国ではいくつか成功事例が存在し、イノベーション手法のコンセプトとしては受け入れられつつあるが、日本ではまだ限られているのが現状で、また実際にオープンイノベーションを取り入れいる企業も、試験的な意味合いが大きく、公開情報として出てくるのはまだ先のことである。そもそも、長らく垂直統合モデルで研究開発を行ってきた日本型企業には合わないと言う議論もある。米国においても、オープンイノベーションが万能な分けではなく、ある条件下に於いてのみ成り立つ可能性があるが、その議論はまだ明確になされていない。


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AtsuSacaqui * 論文-tese- * 05:53 * comments(0) * trackbacks(0)
http://atsu23.jugem.jp/?eid=664