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2015.09.19 Saturday
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自分の経験をもとに、執筆過程をまとめて公開します.資料の冒頭にあるとおり、以下、ご理解よろしく.
論文指南については立派な文献が世の中にあるので割愛した。本資料では、筆者の体験・事実・主観を中心に記した。また、TIPS となるような箇所には下線を入れた。なお、学術的発言には、筆者の持論が含まれている可能性がある。
当資料のリミテーションは以下のとおりである。規制や要求水準は、取得学位、提出先や時期・時代により異なる。読者は各々の状況に合わせて読み替えて活用を願いたい.
1. ウェールズ大学経営大学院MBA(日本語)プログラムにおいて課された修士論文の執筆に関するものである。
2. 取り組み期間は2010 年4 月から2011 年4 月までである.
本資料のリミテーションには、私の母校を強調しているが、それは、作法や採点のポイントについてであって、研究の手順やオリジナリティの基準などは、どの国のどの大学院でもおなじである。
当方、社会人学生ということで、時間のやりくりが大変だった.同じ境遇で修了を目指す方に、少しでも参考になれば幸いである.
評価:
ナレシュ・K. マルホトラ,日本マーケティングリサーチ協会,JMRA= 同友館 ¥ 9,450 (2006-11) |
評価:
小塩 真司 東京図書 ¥ 2,940 (2004-05) |
最初のドラフトは、そもそもテーマ設定と言うところで、先生から指摘が入った。研究テーマとして進めている「オープンイノベーション」は、事例が少なく修論テーマとして進めていくのは非常に難しいとのこと。米国ではいくつか成功事例が存在し、イノベーション手法のコンセプトとしては受け入れられつつあるが、日本ではまだ限られているのが現状で、また実際にオープンイノベーションを取り入れいる企業も、試験的な意味合いが大きく、公開情報として出てくるのはまだ先のことである。そもそも、長らく垂直統合モデルで研究開発を行ってきた日本型企業には合わないと言う議論もある。米国においても、オープンイノベーションが万能な分けではなく、ある条件下に於いてのみ成り立つ可能性があるが、その議論はまだ明確になされていない。