スタクスネットはマルウェアである。
http://www.nca.gr.jp/2010/stuxnet/シーメンス機器を狙うこのウイルスの真の表的が明らかになったのは昨年のこと。
http://wirelesswire.jp/Watching_World/201101171059.htmlイランの核開発施設に忍び込んで、回転系統の制御に揺らぎを作り出したのだった。その施設はインターネットに接続されていないので、USB経由での観戦。イランの核施設を狙っていることを解読した技術者は、綿密で高度な技術を持った者の仕業という。
イランには石油というエネルギー源がある。さらに地震がある。それゆえにエネルギー政策として原発を持つのは、合理的な判断ではない。その目的はパワーバランスである。原発の建設の裏で核ミサイルの開発をすることが目的。イランが持てば、近隣諸国も呼応する。サウジアラビアは原発10機を建設するという。
中東に核施設ができて行くことを脅威と捉えるのは某小国。イランの核開発は断固として妨害をするはず。ということで、スタクスネットの開発には某大国と某小国が関わっているという。
スタクスネットは見事にイランの核施設に到達し、機能を破壊し、イランは核開発を数年遅らせた。
さて、スタクスネットの高度な技術はもちろんだが、それが、制御できないネットワークを通いもくてきの場所に到達したことである。しかもUSB経由であるとしたら、インターネットだけでなく、ソーシャルネットワークも渡り歩いたのである。
その蓋然性の程度はいったいどのくらいだったのだろう。計算したのだろうか。また、いま、ときはなたれているウィルスにも、どこかターゲット狙ったものがあったりして。